「恋愛・結婚しない」はリスクマネジメント

woman_business

非常に才能があり、社会的に成功している女性が、「男」で失敗してしまう率はものすごく高いです。

これは非対称性があって、男の場合は女で失敗するかというと、そうでもない。
たまに愛人に会社の金流しちゃったり、不倫がばれて社会的地位を失う御仁もいないわけではないけれど、意外とそのあたりはしっかりしています。
実際、男社会には「女はソコソコにしろよ」という空気があります。あくまで遊びの範疇にしとけよ、という。

逆に女社会だと「恋してる女子」こそが正義であって、男にのめりこんでいる女こそが正しい姿という空気があります。
もちろん、そこで不倫だの略奪愛だのモラルに反するような形態だと軽蔑されるものの、そうでなければ女子はたいてい「頑張って★応援するよっ♪」と背中を押すものです。(あくまでも、口でだけは)

だけど、先述の通り、社会的に成功している女性、ビジネスをうまく回していける女性が、ほーんっとうにツッマンナイ男に引っかかってズタズタになっちゃう例は多い。
そうなると、この女子的な「恋(結婚)に向かってガンバロッ☆」的ノリは、実に危険なものとなります。悪気がないだけにタチも悪い。

私の周りでも最近、独立してバリバリ稼いでいた女性経営者が、とある年下の男性(自称)サイキックに入れ込んで、あっという間に転落していった例を見ています。
本当にあっけなく凋落していきました。

「彼とはツインソウルだから!絶対大丈夫☆」と自分の会社をたたんでヒーリングサロンを立ち上げたはいいが、男に(ホラ吹き以外の)能力がなさ過ぎてあっという間に借金まみれになってしまったのです。
そんで男は客の一人とデキちゃって彼女に借金かぶせてトンズラ。

money

……。
テンプレ過ぎて唖然っすね。

一応擁護すると、この女性経営者は非常に優秀な方で学歴もあればビジネスの才もあり、かなりの美人。若いころはむしろ男を手玉に取っていたくらいです。
以前やっていたビジネスでは、ちゃんとキャッシュフローもソコソコありました。

なのに、年下のホラ吹き男に恋してしまったとたん、その冷静な思考能力も優秀なビジネスセンスも前事業での利益も、パーーーーッとブッ飛んでしまったのです。

このことをみて、私は一つの教訓を得ました。
「仕事で上手くいってる女にとって、男はリスクになると認識すべし」

私が最近違和感を覚えるのが、「年の差恋愛」大プッシュの空気。
ここでの年の差恋愛とは年上でも年下でもそうですが、特に「年下男でシアワセになれる★」みたいな記事が多すぎる。

社会的地位のある女性にとっては「キュートな年下男」って非常に警戒すべき相手であることを、私は忠告せねばなりません。

ちょっと冷静になりましょう。
金持ちのオッサンに21歳の若くてカワイイ女の子が『○○さんのこと、好きなんですぅ★』って言ったとして、あなたは「そんなの金目当てに決まってんだろ」と秒速で冷静に判断できるはずです。

なんで性別が入れ替わったくらいで、それが純粋な愛に変わるんですか。
ちょっと意味不明じゃないですか。

タチ悪いなと思うのは、最近の若い男の子はアラフォー女性にとって自分が恋愛対象であることを自覚していたりすること。
「自分の若さの価値」をわかった上で、中年女の純情を都合よく利用しようとずる賢く立ち回る輩もいないわけではないということです。

オラオラ女子論

写真家・蜷川実花のオラオラ女子論には、野口美佳(ピーチジョン)、コラムニストlily、東村アキコとの女子会対談が載っています。
そこでの野口美佳氏の発言がスゴかった。

30代後半になったら、20代前半の男の子が寄ってくる。しかも顔がきれいなコ。そういう子は自分が既にキレイだから、女の外見を気にしない。性格重視で成熟した年上の女を求めるのだ。
↑みたいなことがふっつーに書かれていて、私は10秒くらい固まってしまいました。

……美佳オバチャン。
あんた金ヅルにされてんの、わかんないのかい。

押尾先生にも襲われそうで怖いとか金のためとか陰口叩かれてたともっぱらの噂なのに、ドヤ顔で「いいオンナは年下の男に好かれるの」発言なんだからビックリしますよ。
それじゃあ金持ちのオッサンが「俺って結構、若いオンナから好かれるタイプなんだよナ」と思い込んでいるのと全く同じレベルですよ。
もうさ、それ、女やんジーじゃん…。

最近とある23歳の元ホスト男の子に
「やっぱさぁ、若さがなきゃダメでしょー!シワとかシミとかできたらいやじゃ~ん」
と「俺って若いから☆アピール」を連発され、美容に興味ない私にはウザすぎて
「私は若さで売ってるわけじゃないから理解できない。でも、あなたみたいな商売(ヒモ)の人には大切なのかもね」
とピシャッと言ってやったら黙りこくったのでざまあと思っていたんですが。

渡辺淳一の男というものに、若い男は中年女に対して若さという点で優越感を得て見下せるからこそ付き合えるのである、と書いてあって「そうかー!」と納得いきました。

私は元ホスト君にマウンティングされていたのだな!
「お前オバサンだから若い俺が絡んでやってるだけありがたく思えよ☆」アピールされていたのだな!
うっさいわ、この爆発トサカ頭が!日本男児ならチャラチャラ髪のばしてないで短髪黒髪にしろや!!

……と、醜い文面を目の当たりにしてお疲れになりましたか。
しかしながら、ここまでして私は忠告したいのです。
成功を手にしている女にとって、恋愛や結婚は却ってリスクであると。

今の妙な「年下男子超プッシュ★」の潮流にフラフラのって、あなたに前述の女性経営者の二の舞にはなってほしくはないのです。
あなたは確実に綾瀬はるかではないし、会社を休んだところで福士蒼汰君が優しく抱きしめてくれるわけではないのでござる。

「仕事ばかりやってちゃ、やっぱり女としてどこか欠けてるんじゃないのかしら」なんて、変なコンプレックス持ってほしくないのです。
今のご時世でバブル期ばりに「恋も!仕事も!」なんて欲張りすぎたら、落とし穴にハマるだけですから。

「ヤバイ!恋(結婚)しなきゃ!!」と焦っていたら、ずる賢い男のエジキになるだけですよ。
本当に必要な恋愛だったら、勝手に向こうからやってきます。それは魂にとって必要なことだから、仕方ない。
だけど、今の日常を繰り返して縁がないなら、それはそれであなたにとって正解なのです。

「恋(結婚)をすればシアワセ☆」というのは幻想です。
あなたはあなたの道を行ってください。
男を作らないことは、立派なリスクマネジメントなのです。

オラオラ女子論

オラオラ女子論

posted with amazlet at 15.02.06
蜷川 実花
祥伝社
売り上げランキング: 76,632
男というもの (中公文庫)

男というもの (中公文庫)

posted with amazlet at 15.02.06
渡辺 淳一
中央公論新社
売り上げランキング: 39,971

姉妹記事もどうぞ

「もう結婚しないとヤバイよ」の真意

「もう結婚しないとヤバイよ」の真意
ありのままの自分を受け入れている人は、ありのままの他人の姿も受け入れられます。
「早く結婚しろ」「子供を産め」だなんて押し付けてくる時点で、その人は「ありのままの自分」を受け入れられていない可哀想な人。
「早く結婚しなさい」などと愛のない押し付けをする人に、人生の足を引っ張られる必要など一つもないのです!

女がよりラクに生きる秘訣
一人でいたほうが楽だよ!
男がいる人生なんて面倒くさいよ!
面倒くさいことがイヤなら結婚なんかやめましょう。
そのほうが確実に人生はイージーモードです。

関連記事