「おしゃれ」の意味

自分を守るための「化粧」

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私は地味に生きるのが好きです。
服にお金をかける人間は真性の馬鹿だと思っています。
私にとってファッション雑誌を愛読する人間は愚鈍で頭の足りない人種です。
【参考】ファッション誌大好き女が幸せになれない訳

同様に、化粧も大嫌い!です。クッソめんどくせえ!!

小さなころから「お母さんは何で化粧なんてするんだろう? お化粧なんかしないほうが絶対きれいなのに!」と思っていました。
七五三で化粧をさせられ、超トラウマになりました。クサイ匂いと気持ち悪い口紅の味で「オエェー!!」となったのを覚えています(TAT)
当然、化粧ごっこなんて絶対しませんでした。

今も年中すっぴんでいたいです。
実際、3日連続で化粧をした期間は、人生で2、3回あるかないかです。(4日連続で化粧したことは、今まで一度もないです!)

でも、上の人(私のガイド)から
「化粧をしろ」と言われることがあります。

セッション時に化粧をすることがあるのは、その方のガイドの雰囲気を伝えやすくするためです。
コワモテ系の厳しいガイドの場合はグリグリ眉毛を書きますし、華やかで女性らしいガイドの場合はチークを濃く入れたりアイメイクをしたりします。

そういう化粧には、納得がいきます。
だって、必要ですから。いくら面倒くさいといったって、仕事として意義があるならば当然やります。

でも、プライベートな時に上の人から「化粧をしろ」といわれたとき、メイク大っ嫌いっ!な私は納得いきませんでした。
私「何で化粧しなきゃなんないの?いやだよ、面倒くさい!化粧嫌いだもん!!」
ガイド「でも、今日は化粧が必要だ。しなさい」
私「えぇ~!?なんでよ!!」
ガイド「きちんと線を引くためだよ」
私「は?線? なんの?」
ガイド「他人との距離を、きちんととるために、化粧をするんだ」
私「化粧で??」
ガイド「自分を守る仮面をかぶるようなものだ。
  今日は心を開いて接する人はいない。だから化粧をしなさい」

この話を聞いて、マツコ・デラックスが化粧は武装だといっていたのを思い出しました。
人と距離をつめたくないとき、心を開きたくないときは、化粧をするとよいのです。もう少し洗練された言い方をするなら、他者との間に緊張感を保ちやすくなります。

仲良くなりたくない人(嫌いな人)に、あえて慇懃に敬語を使うのと同じテクニックですね。

多くの男性が「ばっちりメイクが嫌いでナチュラルメイク好き」っていうのも、ガッツリメイクしているのが「武装=あなたに心は開いていない!」というメッセージなのを本能的に感じ取っているのかもしれませんね!

嫌いな人に会う時、ガッツリ化粧するのは実に合理的♪
夜のお商売の女性の化粧が濃くなるのも、当然の帰結だったのですね!

女性性を開く「女装」

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装いについて、ある女性のお客様から面白い話を聞きました。
その方はセッションで女性性が上手く使えていないと指摘され、その解決のためにスカートなどの女性らしい格好をしなさいとアドバイスされたそうです。「女装でいいから!」と(笑)

それで、その方は「女装」してみたそうなんです。
できうるかぎりフリフリでゆるふわ系のファッションを。
そうしたら、確かに「体が楽になった」とのこと。

女の体を使うには、女らしさが必要とされます。
女の体を持っているのに、女らしさ(女性性)を抑圧してしまうと、結局婦人科系から逆襲されます。

肉体がどっちの性別だろうが、男性性と女性性は両方とも、その人らしい形で備わっています。
そこを健全に発揮できないと、きつくなってしまうんですよね。
特に肉体の場合は、その性別に沿ったエネルギーが大切になります。

たいていの文化では、男の着る物と女の着る物に、明らかな(もしくは若干の)差異がありました。
それには、深い意味があるのです。
私も、このお客様の話を聞いてスカートを買いました。たまに女装してますw

ショッピング

男性でも女装したら楽しかったり、女性でも男装したら楽しいって場合もありますよね。
そういう時は、装うことによって自分の中の男性性や女性性、言い換えると「自分らしさ」を開く手伝いをしているのかもしれません。

東京大学教授の安冨歩さんは、女装する教授として有名です。
【参考】生きる技法
でも、ゲイなわけでも女になりたい性同一性障害なわけでもありません。
以前は結婚されていましたし、現在のパートナーも女性です。

東大教授の安冨歩「女装すると安心感がある」「男装ができなくなった」「人間を2種類に押し付けるのは腹が立つ」・・・。現在の姿になった理由をアウト×デラックスで語る
こちらの記事で詳しく書かれていますが、安冨さんは女装することによって、驚くほどに明るくなったそうです。

実際に見ていただけるとわかると思うんですが、本当に表情が違う。
男装だとムッとしてるのに、女装だとすんごいハッピーなのが顔面からにじみ出ているのです。

安富さんは50代の立派なオッサンです。正直ヴィジュアルとして特に美しいわけではありません。
だけど、女物の服を着た彼は、まぎれもなく周りを幸せにするオーラを放っています。見ているだけで「あぁ、いいなぁ」とホッとするような、柔らかい優しさを感じさせるのです。

私は流行を追って服を消費しまくるのは、実にくだらない価値のない生き方だと思っています。
自分の本当に好きなものも知らず、ただ「流行ってるから」で周りにあわせて流されているからです。

だけど、心から求めるものを身にまとったり、本当に好きだと愛している服を大切に何年も着るのは、意義のある行為だとも思います。
人類が長年培ってきた通り、装うことには力があるのです。

生きる技法

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2014年12月09日 | Posted in ガイド(守護霊)との対話 | タグ: , Comments Closed 

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