「一番になること」は幸せ?

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トップになりたい、一番になりたい、あの人より勝ちたい。
そう言われる方がいます。

でも、それがあなたの人生にとって本当に幸せになるのかどうか、一度考えていただきたいのです。
「トップに立つこと」は、代償も大きいからです。

政治家などの公人や芸能人などは、人生の軌跡がオープンになることが多いので、わかりやすい例を示してくれます。

たとえば、元モーニング娘。の後藤真希さん。
2000年代前半は国民的人気を誇りました。彼女の輝き、人気は本当にすごかった。
彼女は一生懸命お金を稼いで、夫に先立たれ苦労していたお母さんを楽にしてあげて、姉弟の面倒まで見ていました。

でもその後、お母さんは転落死、弟は犯罪者に。

故・竹下登元首相は、日本のトップ、総理大臣にまで上り詰めた人です。
まさしく「頂点を極めた男」といってもいいでしょう。
しかし、そんな人が晩年、自分を「万死に値する」と形容したのです。

国の頂点に立った人が、自分なんか死ねばいいと言う。
凡人には理解できないですよね。
上り詰めてもなお、自分を肯定できないんです。

成功したからって、心から満たされるとは限らない。
でも、成功するには莫大な努力と犠牲が必要です。
その努力と犠牲を払った後で報われないとなったら、もう本当に人生に絶望するしかありません。

あなたの人生を成功に導く方法にも書きましたが、自分にとって一番満たされる瞬間は何かを正確に知っておくことが大切です。
ただ闇雲に「○○すればきっと幸せになれる!」と突っ走ってしまうと、取り返しのつかない代償を払うことになりかねません。

あなたは本当に成功しなきゃいけないのでしょうか。
成功しなきゃ、立派にならなきゃ、幸せになれないのでしょうか。
何かで名をあげなければ、あなたの命の意味はないのでしょうか。

一度真剣に、自分の胸に問いかけてみてください。
「一番になれば、自分は幸せか?」と。
大きすぎる代償を払わねばならなくなる前に。

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