「仕事着」としての「きもの」

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私は着物(和服)で仕事をしています。
上の人から「君は着物を着たほうが気の通りが良くなるから、着物を着なさい」といわれた、とはスピリチュアルカウンセラーが語る「着物のチカラ」で書いた通りです。

それは「スピリチュアルセッションに最適化された衣服」としての着物であって、日本の伝統である和装としてのルールは守っていません。
髪を上げないことのほうが多いし(従って衣紋もほとんど抜かない)、襦袢の丈が合わなくても「エネルギー的にこれが最適な組み合わせ」という場合は遠慮なく着ます。色や素材のエネルギーのほうが大事です。

必要なら、訪問着に名古屋帯を締めることすらあります。
格よりも、エネルギー的に適した組み合わせを優先します。

大切なのはあくまでも、その方のセッションに適したエネルギーを持った子(着物や帯)であるかどうかなんです。
セッションで着ている着物には、一人一人個性があります。
一人一人得意分野が違います。使う石との相性もあります。【参考】セッションをサポートするパワーストーンたち

そういうところも、かなり緻密に計算されています。
当然、前のお客様とテーマがあまりにも違う場合は、着替えます。

そんな非常に特殊な着方をしているので、伝統的なルールは無視しています。
(エネルギー的に見た)合理性あるのみです。仕事着ですから。
ただ、それが理に適っている場合は、伝統的な着方もします。
あくまでも大切なのは、セッションの質を邪魔しないかどうか、きちんと共鳴できるかどうか(増幅器として使えるかどうか)です。

仕立て
自分で仕立てもします。
当然ですが、下手くそです。今まで10枚ほどしか縫ったことがありません。
和裁は実に職人の世界。たった10枚縫ったくらいで上手くなるようなものではありません。

でも、上の人は言うのです。
「セッションに一番適した仕立てができるのは君に決まっているだろう。
 きれいに縫うことが必要じゃない。エネルギーがいいことが必要なんだ」と。

その布のエネルギーを読んで、その布がなりたい形にするのです。
時には1分、2分(4~8ミリくらい)ずれても、その子(布)がそうしてほしいと言ったらそうする。
そういうわけのわからない世界です。

素材と布の力

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面白いなと思うのが、着物の「素材」です。
セッションに適したものと、そうではないものがあるのです。

適しないのは、「力のない布」。

例えば、3000円のポリエステルの着物などを着てセッションをすると、1回でへたります。
形としては変わらないし、別に普段に着るならまったく問題はありません。
でも、「ああ、もうこの子はセッションでは使えない」とひしひし伝わります。もう消耗しきってしまうのです。

でも、じゃあ絹ならいいかっていうと、そうとも言えない。
正絹でも力がなくて弱い子は弱いです。
古着なんかは、弱ってる場合が多い。だからリサイクル着物は仕事着にはしません。(しつこいようですが、普段に着てカフェでお茶する分には、なんら問題はありませんよ)

値段が高ければそれでいいというものでもない。
どんな子(布)にも、当然、得手不得手があります。
セッションに向いている子じゃないと、だめなのです。

変な話、「この作家のものは、ものすごく美しくて素晴らしいけれど、仕事(セッション)では絶対使えない」という場合もあります。
適材適所なのです。

そうはいいつつ、「素材の力がものを言うなあ」と驚くものもあります。
麻です。

麻は古代より邪気を祓う植物として、神道でも重用されてきました。
私は伝統など気にしないし、セッションの邪魔になるなら無視します。
けれど麻に関しては確かに、それだけのことはあるなと実感しております。

本当に「強い」のです。
エネルギーを通す力も段違いだし、クリアに観せてくれる。

たいていの着物はセッション後1週間は休ませないと疲れてしまうのだけれど、麻は別。
がんがんヘビーローテしても付いてきてくれる。
浄化力が段違いなんですね。

すごいです。麻。
なので、5月くらいの少し暖かくなってきた頃合になったら、私は襦袢をすぐ麻に変えます。
襦袢だけでも麻にしておくと、セッションは本当にスムーズに行くからです。

ちなみに、プライベートでは木綿ばかり着ています。
絹なんか絶対イヤ。めんどうくっさいじゃん!
正絹の着物は「セッションで必要だ」って上の人が言うから、仕方なく着ています。

プライベートは「洗える着物大好き!」です。
仕事着とは全然違います。あ、でも麻はジャブジャブ洗えますよね。麻は本当に優秀ですね!大好きです。

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