夢へのパスポートを手に入れよう

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「なりたい自分」に、なる!心から願えば、なんでも叶う!などで、スピリチュアル的に自分の内面を変えていけば、願望は実現することを書いてきました。

夢を現実化する、具現化するには「グラウンディング」という作業が必要になります。
わかりやすくいうと、夢を実現できる人は「地に足のついている人」です。
逆に言うと、夢がかなわない人は「なんとなーく夢見てフワフワしちゃってる人」です。

あなたの周りにもいるでしょ?
「私、将来はお金持ちになるんだぁ~★」とか言って宝くじ買ってる人。
なんないから。無理だから。

夢をかなえる人は、夢見人であると同時にリアリストです。
この両立があってこそ、夢は実現するのです。
スピリチュアルに言うならば、精神性と物質性の統合です。

ヴィジョンとして夢を明確に頭の中で描けることも大事。
そして、現実面でそのために「今できること」をコツコツ積み重ねることも大事です。

夢の「グラウンディング」

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私の持論として「コツコツ地味なことを続けられない人は、何をやってもダメ」というものがあります。

優れた経営者は、驚くほどに地味な面が必ずあります。
派手で羽振りのいい人って、5年もすればまず消えます。
このご時世で本当に生き残る人は、「コツコツと地味な作業をやってのけられる人」です。

なぜならば、「コツコツと積み重ねること」こそが、夢を現実にもたらすグラウンディングの作業だからです。
何事も準備が9割。
その9割の地味な準備をやってのけてこそ、夢は花開くのです。

 スクールや講演などで子供たちに話をする機会があると、「目標を持ちなさい」ということを必ず言ってきた。夢みたいなことでも、何でもいい。とにかく自分がこうなりたい、もしくはこんなことをやりたいという、大きな目標を持つ。そうしたら、今度はそこから逆算して、そこにたどり着くためには何をしたらいいかを考える。次にその、何年後にはこうなっていればいい、ということに対して、それを達成するのはどうしたらいいかを考える。

そうやって逆算を繰り返していくと、5年後、1年後、1ヵ月後、ときて、最終的には1週間後、そして今やらなくてはいけないことが見えてくるのだ。
ある小学校でこの話をしたときに、「将来はレアル・マドリードでサッカーをしたい」といった男の子がいた。「将来っていくつくらい?」ときいたら「25歳くらい」と言うので、「じゃあ18歳のときはどうしようか」、と聞くと「Jリーグのクラブチームに入る」、と言う。クラブチームに入るには、サッカー部の強い高校に進学をする。そこに入れるように中学ではたくさん勉強もして、部活もがんばる。
そうやって遡って、「では1週間後には何する?」と聞いたときの彼の答えは「ビリーズブートキャンプ!」。少し太った子だったんでね。そして、最後に、「じゃあ、今日は何しようか?」と聞くと「リフティングの練習をする」と。
彼は壮大な夢物語から、いつの間にか実現可能な第一歩を見つけ出していた。

野々村芳和・著 職業サッカークラブ社長 P87~89

そう、夢や目標を語ることはできても、「そのために自分が今できる第一歩は何か」を考えられない人が多いんです。
なぜかというと、今の自分にできることなんてあまりにも小さいから。
そのちっぽけさに絶望して、「もういいや」って投げちゃうんです。

でも、そこであきらめないで、ちっぽけでツマラナイことを積み重ねる人こそが、道を得る。
スピリチュアルに言うなら「自分はできる」と心(内面)で思えている人は、この「小さな作業の積み重ね」をつまらないものではなく、神聖なるプロセスと考えることができるのです。

あなたの夢は、本物??

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とあるアラサーのアパレル業の女性が
「将来は北欧に行って、雑貨屋兼カフェをやりたいと思っています」
とおっしゃいました。

「なぜ北欧なんですか?」
「北欧っていいなって思って。日本は私に合わないと思うんで」
「でも、北欧って言ってもノルウェーとスウェーデンとフィンランドでは気候こそ似てても、文化も住む人も結構違いますよ。少なくとも、日本と韓国と中国くらいの差がありますよ? その中で自分に合う国はどこなのかを知らないと難しいんじゃないですか? 行ってみてから「合わなかった」じゃ大変ですよ」
「でも、少なくとも日本じゃなければ住みやすいと思うんです」
「それなら、北欧に行く前にまずは飲食店経営についてベースだけでも勉強したほうがいいんじゃないですか? 日本でも学べることはたくさんありますよ」
「えっ、でもお客さんとお話しするの好きだし、人と接するのは好きなんです。今の仕事だったら、カフェやるのに共通点も多いと思うんです」
「アパレルとカフェじゃ接客業と言っても、必要とされるスキルはかなり違いますよ。
 それにアパレルの利益率とカフェの利益率だとカフェのほうが落ちますよ。正直そこまでうまみのあるビジネスじゃない。カフェってのは大きな業者じゃない限り『好きな人が魂込めてやってこそ』って業種ですよ。あなたは貧乏になる覚悟がありますか?」
「…………(涙目)」

ここで彼女の例を挙げたのは、夢がかなわない人、「なんとなーく夢見てフワフワしちゃってる人」のわかりやすい典型例だからです。
正直、この子は現実から逃げたいだけで、夢を叶えたいわけではない。
「オサレな北欧でカフェやってるアタシ素敵★」に酔ってるだけなんです。

実際に北欧に行ったとしても、持って3ヶ月で音をあげて帰ってくるでしょうね。
そんなのスピリチュアル云々以前に、普通に想像がつくでしょう。

こういう人は、まず「自分が本当に求めているものは何か」から探さないと話になりません。
そしてこういうフワフワした表面ばかりキレイな夢を見ている人って、たいてい自己受容が軟弱ですから「格好悪い自分も愛する」「ダメな自分も許す」という作業も必要でしょうね。
内面をまずほりさげて、自分の内側とちゃんとつながれないことにははじまらないんです。

そうやって掘り下げていくと、案外
「あれ、別に私大きな夢なんていらないや。
 窓際で暖かい木漏れ日に当たりながらミルクティー飲んでれば幸せじゃん」
なんて地味な着地点に行きついたりします。

いいんです。地味な幸せだって、小さな夢だって。
万人が万人、大きな夢(目標)を掲げなきゃ幸せになれないわけじゃないんですよ。
じゃなきゃターシャ・テューダーの本があそこまで売れるわけないでしょ。

夢が大きかろうと小さかろうと、本質は地味です。
地味な作業をコツコツコツコツ積み重ねられるか。
尻切れトンボのように「あっちやって飽きた、こっちやって飽きた」が一番よろしくない。

何を望むかなんて、あなたの自由です。
大切なのは、「それに向かって、地味な一歩を積み重ねられるかどうか」です。

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