あなたが恋をしなくてはならない理由

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世の中には根強い恋愛神話があります。
恋をしたら幸せになれるっ☆とあおる少女漫画やハーレクイン、ガールズムービーなどは枚挙に暇がありません。
雑誌にも「運命の恋で幸せになる!」、「どうやったら運命の人に出会えるか」なんて特集が引きもきらず組まれております。

既婚者向けだと堂々とではなく、ヒッソリ組まれています。
そう、目立たないだけで不倫願望モリモリのオッサンオバサンは世の中モリモリいるってことです。
もちろん、表立って言わないから、そんな人めったにいないように見えるけどね。

さあ、ここで質問です。
運命の人と出会ったからこそ結婚するんですよね!
多くのガールズムービーは、結婚したらハッピーエンドですよねっ!

「恋して結婚したら、幸せ★」なら、50なろうが60なろうがラブラブなはずでしょ?
運命の恋があなたを幸せにしてくれるなら、いつまでも気持ちはあせないはずでしょ?
離婚なんて絶対にありえないし、浮気するなんてことも絶対にないよね?

じゃあ何で世間のオッサンオバサンはこんなに不倫したがりなのよ。
もしくは、ヨソに男を求めなくてもダンナに愛想尽かしまくってんのよ。
幸せになるために結婚したのに、離婚するカップルがいるのはどうしてよ。

なんか、おかしくないですか。
なんか、だまされてませんか。
なんで、あなたは「運命の恋をして幸せにならねばならない」のでしょう?

バカ女が恋すりゃ金が儲かる!!

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結論から申しましょう。
「『恋をしなきゃ幸せになれない!』とあおれば、金が儲かるから」です。
恋愛幻想と大量消費は、非常に相性が良いのです。

そもそも、戦前まで恋というのは「はしたないもの」でした。
上流階級では、嫁入り前の娘が男と手をつないで街を歩こうものなら「傷物にされた!」と大騒ぎするような価値観でした。
「恋をしたい」だなんて、とんでもないビッチの思想だったのです。

戦後になって高度経済成長期を迎え、日本は内需の拡大に向けて政治的に舵を切りました。
要するに「モノを売れ!!」という時代になったのです。

初期~中期の高度経済成長期における、重要なカモは若手男性陣でした。

女性はまだ経済力を持っていなかった、自由になるお金を使えなかった。何か買い物をする際は、旦那のお伺いを立ててから。そんな層にポンポン物は買えません。
同じく、家庭を持つ男性も、そこまで自由になる金はない。

そこで、狙われたのが若い男性層。

「車持ってない男なんざ、もうモテない!」
「デキる男は、クリスマスに高級ホテル予約で当然」
「ブランド物プレゼントで女は簡単にヤらせてくれる」

……うん。もう、なんか書いてるだけでこっちがムカムカしてくるようなフレーズ乱立ですけど、本当に当時の若者雑誌はそんなもんだったのです。
「女をゲットするためには、とにかく金を使え!!」という低脳教育が流行ったのです。
それは企業の利益に直結しました。

そして、女側も女側。
「男に金を使わせてこそ、アタシには価値がある」
という、まあまあ、これまたもう『お似合いですねえ』と笑うしかないような価値観が蔓延したわけです。

見事なまでに
カネを使う→モテる(恋愛できる)→企業がもうかる
この方程式に世間は洗脳されていったのです。

バブルがはじけた後、この方程式は進化を遂げます。
男女雇用機会均等法後の女性層です。
企業は男性だけではなく、女性をもカモれるようになってきたのです。

経済力を持ってきた女性に、何とか金を使わせねばならない!
そこで最強の武器が「恋愛しなきゃ女じゃないっ!」イデオロギー。
類似のものに「キレイじゃなきゃ女じゃないっ!」イデオロギーもございます。

「愛され女子は、流行に敏感★」
「女子力UPで恋を呼び込むハッピーメイク★」
「シーズン遅れの服じゃあ、恋の神様はやって来ないっ!」

……。あーうん、ごめん、一発殴っていいかな。
と青筋立ちそうな頭の悪いラインナップに、スィーツ女子はホイホイつられていったわけです。

それもこれも、美容やファッションに入れ込む人はバンバン金を使ってくれるから。
しかもシーズンごとに服や靴やバッグを買い換えるので、回転速いんですね。
もー本当にいい金ヅルですわ!スィーツ最高ッ★

ここまででお分かりのとおり「恋をしないことに対するプレッシャー」って、ここ50年ほどで形成されてきた文化なんです。伝統的なものではない。
バカに金を使わせるために、恋愛至上主義は信奉されてきたのです。

結婚は愛のためのシステムではない

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そして同じように、いつのまにか「結婚すれば幸せ」イデオロギーも刷り込まれていきました。

明治や大正の人に言わせれば「結婚生活は忍耐であって、家を守る覚悟である」なんですよ。
それが戦後「ハッピーウェディングで結婚したら毎日幸せ!」になったんです。

意味がわからないですよね。
何でそんな真逆の価値観になるんだと。

もちろん、これも企業様が儲けるためでございますわよ。
あのね、結婚ってもうかるんだよ。
結婚式と葬式はもうかるんだよ。利益率が高い。

詳しいビジネスモデルをうんぬん言ってたらキリがないので、このあたり掘り下げたい方は会社再建―福岡を燃えさせた男高塚猛の軌跡でもお読みになってください。
ちなみにこの高塚猛さん、抱擁力―なぜあの人には「初対面のキス」を許すのかという本をお出しになった後、セクハラでお縄になった伝説の男です。レジェンドです。
他にも冠婚葬祭業者の“巧みな営業トーク”の裏を読むを読むと、ゲスい利益体制の片鱗がわかるかも。

だからとにかく結婚をたきつけたわけです。
そして、「結婚したらマイホーム」って流れに持っていくんですね。
そんで長期ローンを組ませて会社辞められない社畜にするんですね。頭いいですね!

ここで冷静になって「結婚」というシステムを考えてください。
そもそも連綿と続いてきたこの結婚というシステムは「愛のためにある」のではありません。
愛のためじゃありません。家のためにあるシステムです。

家を存続させるために、跡取りを産ませるためにヨソから女を嫁に入れる。
それこそが本来の結婚システムです。
愛だの恋だの、まったく関係なかったんです。

そこを都合よく金むしるために、ここ50年くらいで「真実の愛で結ばれた結婚」幻想が作られただけなのです。
愛情は結婚の十分条件であって、必要条件ではないのです。

そもそも愛のために作られたシステムではないのだから、愛のある結婚生活を維持しようと思うなら莫大な努力が必要です。(男側も、女側も両方)
「結婚すれば愛のある生活が当然おくれる」というのは、明確なる間違いだというのがお分かりになりましたか?

恋は学びとして必要

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ここまで恋愛と結婚についてクッソ夢のない話ばかりしてきました。
でも、恋愛も結婚も、必要なときは必要です。
それが学びになる場合は、自然とそうなります。「縁がある」のです。

「恋しなきゃ!」って言ってる時点で、本物の恋が何かをわかってないんですよね。
恋はするものではありません。落ちるものです。
気がついたら、落ちちゃってるものです。

そんな不可抗力で巻き込まれる性質のものを、一生懸命努力して何とかしようと思っている時点でズレている。

例えるならば、一生懸命雨乞いして雨を降らせようとするようなもんです。
「雨よ降れ!」って言って、あなたは雨を降らせられるんですか?
「恋をしなきゃ!」って言って、本物の恋ができるんですか?

学びで必要な場合は、もうどうしようもなく巻き込まれてしまう形で恋に落ちます。
結婚する必要があるなら、勝手にそういう流れになります。
そして、それは必ずしも「ハッピーライフ☆」のはじまりではありません。恋も結婚も、人と深く関わるところには必ず葛藤があり、軋轢が生まれるものだからです。

どうして世の中「恋しなきゃダメ!」って空気があるのかお分かりいただけましたか?
もう大量消費の愚かなカモになるのはやめて、恋愛や結婚にがっつくのはやめましょう。
目を覚ましてください。恋愛も結婚も、そこまでいいもんじゃない。

何度も言っていますが、あなたを一番幸せにできるのは、恋でも結婚でもなく、あなた自身なのです。

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2013年09月10日 | Posted in 恋愛・結婚:スピリチュアルブログ | タグ: , , Comments Closed 

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