【BL】男性性と女性性の統合とリバ

全国のBLラバーの皆さんお元気ですかー!
リバ好きですかー!

というわけで、この記事はBL、特にリバーシブル嗜好についてディープに語ります。
「びーえる?何それ?」という方には、ちんぷんかんぷんだと思います。ご容赦ください。

「精神世界に興味があって、BL(しかもリバ)が好き」という超マニアックな同好の士向けの、至って射程範囲の狭い記事です。
その旨、ご了承ください。

リバという視点がもたらした気づき

ホァンちゃんマジ天使
私はリバが大好きです。
でも、リバ好きって肩身の狭い想いをしていました。
腐女子コミュニティをよく知っている方はご理解いただけると思いますが「○○が受じゃないなんて、お前は人間じゃない!」的な排他性があるんですよね。

そんな中ではリバは異端の異端。
「○○受」の人とも「△△受」の人ともうまくいかない。
「えぇ~。どっちもアリでいいじゃない!」というのは、受け入れられないことが多かったんです。

ですが!
ですが最近、リバ好きが増える兆候にあると思うのです!
少なくともここ5年くらいで「ハァ?リバ?死ね」という空気が薄くなってきたと思います。

ハルヒでは古キョン古を目にしたり、古キョン本を出してる人がキョン古本も出してるのを見たり「へー時代は変わってきたなー」と思っていたところに、ヘタリアでは独伊独や普独普や悪友三つ巴などフリーダムなカップリングを目にするようになってきました。
そして!そしてタイバニでは「リバディ」なる単語まで!!!!

何? ここ天国なの?
お花畑なの? 私生きてるの?

ようやくわかってくれたのね皆!!
そうよ! どっちだってできるならどっちもやったほうが一粒で二倍おいしいじゃないの!!
ユーティリティープレーヤーがいたほうが戦術にだって幅が出るのよ!(何の戦術だよ)

とピクシブ見ながら一人勝手にモニタの前でたぎっていたのです。

話はそれますが、グローバルファンダムにおいてリバ表記は攻/受/攻となります。
例)独伊独=Ger/Ita/Ger
でも、「リバ」っていう単語は見たことがなかったんです。ので、グローバルYaoiファンダムに詳しいブラジル人女子大生に「リバーシブル(reversible)って言う? 攻めも受けもするって意味で使われる単語なんだけど」と聞いてみました。

「リバーシブルとはいわないですね。カップリング(英語ではpairing)表記でどっちもアリって言うだけだなあ。
 攻め、受けという用語もあまり使わないですね。offensiveとかacceptableとかあんまり聞かないでしょう? 英語でそう言ってしまうと、立ち位置より性格を解説しているように見えてしまいますからね。
 だから『上か下か』って言うほうが多い。上か下かってことは、すなわち相対性なんですよ。『攻めか受けか』っていうと、絶対位置でしょう。相対ではない。だから英語だとリバって単語も必要ないのかもしれない。入れ替われば自動的に交代で、攻めとか受けとか絶対的な位置感覚があまりないのかも。

 それに、英語だとまだいいんだけど、ポルトガル語や多くのヨーロッパ言語だと名詞に性がつくんです。そこで、攻めを『um seme』って男性名詞にしてしまうと、感覚的には受けは『uma uke』って女性名詞にしてしまうかもしれない。でも、BLは男同士です。女性名詞は違和感がある。でも、受というのは女性的な立場だから、やっぱり女性名詞。いや、でも男のことをどうして女性名詞で表現するのだ、おかしい、という要らないジレンマに陥るのです。だからそこら辺の単語はあまり使いたくない。ややこしいから」
とのことでした。

話は戻りますが、はたと「リバ好きって、どういう意味があるんだろう?」と思ったんです。
そもそも、リバを好む人には、どういう内なるプロセスが進行しているのだろう?
もしかしたらリバ好きの増加って、魂の進化を示しているのかもしれない。

そう思ったのです。

「攻な自分」も「受な自分」も、両方大事!

小早川さんってカワイイ顔しますよね

私の神BLゲーは「スクエアな関係」です。(注:18禁です)

総当りリバ。
日常系ほのぼのBL。
幻滅しない程度のリアリティ。

私の萌え属性すべて備えているのがこのゲームなのです。

一人のキャラでも攻めのときと受けのときでは、同じ人なのに違う面が出てくる。
中でも、私が一番自分に近いなと思ったのが西田というキャラなんです。同じ蟹座だし、料理好きだし、おうちにいるの好き。ゲーム内でも言われてるけど「嫁さんみたい」な男子。

表面だけ見てると結構女性的なんです。
けれど、攻めになったとき一番鬼畜なのがこの子。
そう、私も見た目大人しそうに見られますが、すんごいドSな一面があるんですよね。

私はドSスイッチ入ると、本当にオラオラ攻めになります。
別に相手を怖がらせようと思ってやっているのではなく自然にそうしているのですが、いかんせん普段とのギャップが激しいので、非常に怖いみたいです。
一度私のドSスイッチを踏んだ人は、極力地雷を踏まないように回避しようとするのがわかります。

でも、いつもドSではありません。普段は結構ボケーッとしています。
ゲーム的に例えるなら、「ルートに入っていないニュートラルな自分」と「受の自分」も確かにいるんです。
すべてがそろって、私なんです。

スピリチュアルに言うなら全体性、whole(全体)はholy(聖なる)の語源です。
そう、ここに「リバ」という非常に特殊な嗜好と、今の時代に生まれてきた人間に広く見られるテーマの関連が見つけられるのです。

攻めというのは、能動的な役割。単純に言えば男的です。
受けというのは、受動的な役割。単純に言えば女的です。

一つのキャラで攻めも受けもこなす、ということは、一人のキャラの中の男性性と女性性、両方使っていくということになります。
これは、今日精神世界で最も重要なテーマの一つとされる「男性性と女性性の内なる結婚」、わかりやすく言い換えるなら「男らしい自分と女らしい自分を統合すること」ではありませんか!

自分の中にある男っぽさも、女っぽさも大切にする。男っぽい自分と女っぽい自分をケンカさせない。どっちかがどっちかを虐げるのではなく、互いの特性を尊重して仲良くする(=統合する)。
でも、性別のある肉体がある以上、インターセックス(半陰陽)でもない限り、やはりどこかで「男」「女」の役割が強調されてしまう。

そこを解放する手段として、BLでのリバカップリングが利用できると思うのです。
だって、BLは基本脳内ですから。
脳内で考える限り、性別からは解放されるし、女性という役割からも解放されるのです。
しかもリバだと男性性も女性性も使うから、バランスが整えられる。

たいていの人は経験があると思いますが、「男前な自分」もしくは「女らしい自分」、どちらかだけ要求されるって、すんごいストレスになるんですよ。
「アンタはやっぱオトコマエだよねーっ!」って言われて「そうっすよガハハハハ!」って四六時中言ってたら、「私だってたまには弱気になるときもあるし守ってもらいたいって思うことだってあるもん、くすんくすん」という乙女な自分が心の底でいじけだしませんか。
逆に「○○ちゃんは、本当に女らしい人だよね、おしとやかだよね」って言われて「そうかな、ウフフフ」って言ってると、「うるせー私だって自己主張激しいとこあるし性格キツイとこだってあんだよ!!」と実は結構オトコマエな自分を出したくなってくるでしょ。

男っぽい自分と、女っぽい自分。
どっちかだけじゃダメなんですよ。
どっちもないと、苦しいんです。特に今の時代は。

だから私は口をすっぱくして「今の時代に生まれてきた女が専業主婦になってはならない!」というのですよ。
【参考】主婦が「無能」に見られる理由
専業主婦になると女性性に偏りすぎるから。
気がつかないうちに男性性が去勢されてしまうの。(そして支配的な男性は、それを望んでいたりすらする)

リバ好きの人は、無意識に気がついているのだと思います。
リバだと男性性も女性性もどっちも補えるから。

リバ好きのあなたは、ぜひ攻めのときも受けのときも両方愛でてあげてください。
それは非常に今の時代の流れにかなったことです。

2013年05月25日 | Posted in オタク ヒーリング | タグ: , , Comments Closed 

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